フランスの高級ブランドグループ、エルメス・インターナショナルは仏銀最大手BNPパリバのジャンローラン・ボナフェ最高経営責任者(CEO)とフランス情報機関トップ経験者を取締役に起用する方向だ。
プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社アーディアンの創業者兼CEOで、エルメスの取締役を務めていたドミニク・セネキール氏(71)の後任としてボナフェ氏が指名された。また、仏情報機関の対外治安総局(DGSE)を率いていたベルナール・エミエ氏も取締役に推薦された。リンクトインのプロフィルによると、エミエ氏は2024年1月まで7年近くDGSE長官を務めた。
エルメスでは主要な役職の多くを創業家の子孫が占め、同社の株式資本の67%を創業家が支配する。
24日の届け出で開示された今回の取締役人事は、4月30日に開催される株主総会で投票にかけられる予定。